こんにちは。
私が、音楽とスピリチュアルの両方を探求しているのは・・・。
このふたつは、つながっているからです。
音楽を演奏することは、心を表現すること。
音楽家がどうして心を整える必要があるのか・・・。
美しい音楽を演奏する、ということは
その人の内面の表現である、ということ。
心で演奏しているような感じ。
”心”の状態がそのまま音楽にあらわれるからです。
だから、私は「見えない世界」のことを深く深く知りたいと思っているのです。
”美しいもの”を見たいと思うのは、
人間の本能によるもの。
人間だって、心が汚い人よりも
きれいな人に好意を寄せる。
自然も、芸術も、身の回りのものも、
”きれい”と思うものに惹きつけられる。
その、”きれい”の概念は
ひとそれぞれかもしれません。
でも、”きれいなもの、美しいもの”を知ることで
”汚いもの、醜いもの”の存在を知ることができるのです。
この世の中は、二極性の世界。
どちらか片方だけがあるわけではないのです。
両方でセット。
だから両方を”知る”ことが大切なのです。
私は、”自分の内面を知る”ために
きれいなものを積極的にインプットしようと意識的に実践しています。
そうすると、いやなことや嫌いなことも同時にわかってきます。
これは、私の中の”きれいな部分”を思いっきり浮き彫りにしてくれているんだ、
と今は歓迎できていますが、これがわからないと
ただただ嫌だからどっか行って!
と自分の中から追い出そうとする。
追い出そうとすればするほど、それは居座ります。
”執着”しているから。
頭に入れる情報も、目に映すものも、
できるだけ自分にとって”よいと思うもの”を入れるようにしています。
そうすることで、内側から自分がどうありたいか、
という願望がスーッと浮かんできて、そうなろうと意識できるから。
そうして、”自分という人”を表現しているのではないかな、と思います。
他人の言動を見て、
「嫌だなー、こんな人になりたくないなぁ・・・」
とただ思っているだけでは、変容は起こらない。
「自分にもこんな一面があるんだ、
教えてくれてありがとう。」
と感謝して、スーッと手放すと
そこから変容は始まるのではないかと思います。
ピアノ講師という仕事を通して、
人としての”あり方”、”内面の探求の実践”を
伝えていけたらいいな、と思っています。
ピアノを学ぶということは、
人としての成長と心の豊かさを育むこと。
人間そのものを育てる、という役割もあるのかな、
と最近感じています。
学校教育では絶対に教わらないこと。
心の探求と、その人の個性を育てること。
心の豊かさが、
美しい音楽を表現するキーポイント。
歳を重ねるにつれて、
そんなことを感じています。
私自身、ピアノを弾いている時間が
とても幸せを感じる時間でもあって、
時間軸を感じない、時が止まっているかのような感覚になる時があります。
気づいたら1時間経っていた・・・とか。
不思議な感覚ですが、
好きなことに没頭している時は、
人は時空を超えるような気がしています。
それが、「至福」なんですよね。
「至福」「平和」
音楽は、無条件に
こんなことも教えてくれます。
「見えない世界」には、
とてつもないパワーがある!!
わたしは、そう感じています。
今日もすてきな一日を!!