ヤマハ音楽教室講師歴25年以上の経験を持つピアノ講師が悩みに寄り添います。
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YouTube動画にて、「ディアベリ作曲 ソナチネ Op.151−2」を演奏しています。
全音楽譜出版「ソナチネアルバム第2巻」に収録されている曲。
比較的難易度は低めの曲になっています。
こちらの楽曲分析は、今日の記事の下の方に書いています。
目次を設定しましたので、よかったら最後まで読んでいただけるとうれしいです。
まずは本題の前に、「ソナチネとは何?」と疑問に思われた方は、こちらをご覧くださいませ。
では、本題に入っていきたいと思います。
ディアベリ作曲 「ソナチネ Op.151−2」
まず、作曲者のディアベリから。
ディアベリは、オーストリア生まれの作曲家、ピアノ講師。
少年時代はザルツブルクの聖歌隊に所属。
その後、牧師としてラテン語を学ぶかたわらハイドンの弟、ミヒャエル・ハイドンに音楽指導を受けることになる。
19歳の時、修道院で僧職につきますが、22歳で修道僧を辞め、ウィーンに出てヨーゼフ・ハイドンに師事を受けます。
作曲家、ピアノ講師として生計を立て、音楽出版社を立ち上げました。
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多才ですね。
自ら作曲家である立場をうまく使い、多くの作曲家に曲を書いてもらい、ひとつの大きな作品をつくることに取り組んだとのこと。
曲を頼み、自分は彼らの作品を出版する。
さまざまな人脈を使って、自分のやりたいことをし、それが結果いろんな人に循環していく・・・。
今も昔もビジネスの手法は変わらないんですね。
こういった循環のスタンスは、みんながWin-Winになるので、とても幸せな循環といえるのではないでしょうか。
さて、作品に話をうつしていきましょう。
この曲は、3楽章で構成されています。
第1楽章: ハ長調 複合3部形式。
第2楽章: へ長調 3部形式。
第3楽章: ハ長調 ロンド形式。
音楽の形式については、こちら☟
第1楽章 ハ長調 複合3部形式
ソナチネの第1楽章といえば、ソナタ形式で、インパクトの強い主題をもつ曲が多いのも特徴ですが、この曲は複合3部形式で書かれていて、少しロンドを感じさせるような構成になっています。
曲の冒頭には「Moderato(モデラート)」と書かれています。
モデラートとは、”中くらいの速さで”という意味。
「中くらい」とは、どのくらい?と思いますよね。
メトロノームでは、♩=96ぐらいでしょうか。
とはいっても、モデラートだからといってこの速さ!と明確に決められるものではないので、曲の雰囲気と合わせて考えます。
ちなみにわたしは上の動画の中で、♩=100ぐらいで演奏しています。
よろしければ参考にしてみてくださいね。
複合3部形式なので、A-B-Aという形が予想されますね。
順番にみていきたいと思います。
ディアベリ ソナチネOp.151-2 1楽章の構成
最初の4小節は前奏部分。いわゆるイントロ。
これから曲が始まりますよ、といった序章部分になります。
ここの演奏がこの曲のイメージをつかむ、といっていいかと思うので、
しっかりアピールしたいところ。
最初のCの和音と2小節目のファラの重音(F)の音は強調します。
そのあとは、メロディがなめらかに滑り落ちていくので優しく「dolce(ドルチェ)」で下降します。
最後の一音、Cの和音は強く、しっかりと鳴らして前奏を終了します。
そしてその後のフェルマータが大事。
この記号は、イタリア語で「停止」「滞在」という意味になります。
「伸ばす」と捉えることもできますが、「一旦止める」、と解釈した方が音楽的になるような気がします。
この部分では、8分休符にフェルマータがついているので、
休符を停止させます。(長く保ちます)
ガラッと雰囲気を変えるために必要な「停止」だと捉えて程よく留まりましょう。
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【Aパート】
5小節目から28小節目。
ここは大文字で【A】としておきます。
3部形式の大きなくくりとして考えていきます。
・aパート
小さいくくりのパートとしてまずは5小節目から12小節目までを小文字でaパートとします。
アウフタクトで始まる旋律。
繊細にメッツォ・スタッカートします。
メッツォ・スタッカートとは。
スラーとスタッカートが両方ついている記号で、
音楽理論上では、ついている音符の4分の3くらいの長さで演奏するという意味です。
ニュアンスでいうと、レガートで弾くのではなく、一音一音途切れて聞こえるように弾く、という感じでいいと思います。
ここでは、スタッカートのように短く、歯切れよく跳ねるわけではないので、気をつけましょう。
3つの音(ソファミ)がひとつのフレーズ(メロディ)のように聞こえるように弾くといいと思います。
そしてここは、次の「ドレ」までひとつのフレーズと捉えていきます。
メッツォ・スタカートの「ソファミ」と対照的に次の「#ドレ」は歌うように演奏しましょう。そして、#ドにはアクセントがついているので少し強調します。ここの「ドレ」と6小節目の「シド」は、2音の上行形のメロディになっていて、直前の下降フレーズとはあえて変化させて弾きたいところです。
5、6小節をひとまとめにして2回同じようなフレーズが続くと捉えていきましょう。
7小節目の「ラソ♭ラソラソ♭ラソ」の部分は、2音ずつ独立させて弾きます。
♭ラにはアクセントがついているので、半音下がった音により音楽が変化している様子を少し強調することで表現します。
・bパート
13小節目から20小節目まで。
3音のメッツォ・スタッカートの流れと2音のスラーの流れが音を変化させて何度も登場します。
その度ごとにハーモニーが変わっていくところにも注目していきましょう。
13小節目からは一時的にト長調に変わっています。
臨時記号にも注意して、調性の変化を感じていきましょう。
そして断続的に同じようなフレーズが登場していくので、強弱を変化させながら20小節目に向かってクレシェンドしていきます。
20小節目の後半から”aパート”に。
・aパート
21小節目から28小節目。
再びハ長調。
さきほどの【aパート】との違いは、
前半の4小節の左手の伴奏パターンが変わっていること。
前と比べて少し動きがあるので、音楽が伴奏により変化している様子も感じて弾きましょう。
けれどあまりうるさくなりすぎないように。
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【Bパート】
29小節目から44小節目まで。
・cパート
29小節目から36小節目までを小さなくくりとします。
すぐ前の「2番かっこ」ではすでに、調性が変化する兆しが感じられます。
♭シが登場してくるので、勘のいい方は「あれ?」と気づかれたかと思います。
29小節目からヘ長調に転調します。
この曲初めてのタッカのリズムが登場します。
付点のリズムとも言うのですが、
スキップのような”躍動感”を感じさせるので、
少し楽しく軽やかに弾くといいと思います。
ここでは、アウフタクトで付点のリズム、次の29小節目頭にかけてスラーでフレージングされています。
「ラーシレドド」というメロディ。
頂点のレに向かって盛り上げる感じ。レにはアクセントで少し強調。
その2小節あとは、スタッカートのフレーズで「ラソファファミミ」と続きます。
4小節をひとまとめにして、スラーとスタッカートをしっかり感じて弾きましょう。
・dパート
37小節目から44小節目まで。
付点のリズムがどんどん変化して登場します。
39小節目は立て続けに付点のリズムが流れていくのでメリハリを持って、雑にならないように演奏しましょう。
その後の40小節目からの16分音符の音階もきれいに流れるように演奏します。
上行形は「p(ピアノ)」で弱めに、下行形は「f(フォルテ)」で強く、ここも対照的に演奏して、【Bパート】を終わりにしましょう。
【Aパート・コーダ】
・aパート
45小節目から51小節目まで。
21小節目からのaパートと同じ部分になります。
・コーダ
52小節目から60小節目まで。
16分音符の音階が次々とあらわれます。
左手の伴奏の和音もダイナミックに展開されていくので、雑にならないように丁寧に演奏しましょう。
最後の5小節は、今までとは対照的に優しく。
それでいて、少し緊張感も保ちながら(”sf” スフォルツァンドの意味するところを理解して)演奏します。
56小節目の後半の「sf(スフォルツァンド)」の音は、コードでいうと”サスフォー(sus4)”というコードになり、ここでは「C」コードのサスフォー(sus4)になります。
”サスフォー(sus4)”とは
メジャーコードでもなくマイナーコードでもないちょっと曖昧で不思議なハーモニー。
これ単体ではメインとして成り立たない性質を持っているので、ちょっと緊張感を感じる意味がわかりますよね。
「Cサスフォー」のあとは、「C」の和音がくることが多く、
「C」のハーモニーがやってきて初めて音楽として”成り立っている”という感覚がある、というくらいサスフォーだけでは完結しない和音なんです。
56小節目の左手、「ドミソ」と「ドファソ」という和音が一音変わっただけなのに、こんなにニュアンスの違うハーモニーになってしまうのか、と音楽の深みを感じた方もいらっしゃるかもしれませんね。
一音間違えただけで、”別の曲”になってしまうと言ってもいいくらい、音楽は計算されて作られている、というのはある意味当たっていると思います。
第2楽章 へ長調 3部形式
次に第2楽章です。
冒頭に「andante con espressione(アンダンテ・コン・エスプレッシオーネ)と表記されています。
「アンダンテ」とは、”歩くような速さで”、
「コン・エスプレッシオーネ」は、”表情豊かに”という意味になります。
ふたつの言葉がつながっているので、ここでは
”歩くような速さで、そして表情豊かに”となります。
「表情豊かに」という表記は、この曲を練習していくと”なるほど!”とよくわかると思います。
とても表現に難しい曲で、ゆっくりでありながら感情を込めて弾かないと音楽として成り立たない曲だからです。
3部形式ですので、A-B-Aといったかたちが予想されます。
ディアベリ ソナチネOp.151-2 2楽章の構成
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【Aパート】
最初の8小節が「Aパート」になります。
全体で24小節という短い曲になっていて、
8小節ずつ3パートに分かれていると解釈するといいと思います。
「Aパート」の中で、前半の4小節と後半の4小節が”対比”というかたちで出てきます。
リズムは同じですが、前半は「p(ピアノ)」、後半は「f(フォルテ)」という強弱記号がついています。
だからといって、大か小かという違いを出すだけでなく、前半の最初は3声のハーモニー、後半は4声のハーモニーであることなど音楽の広がりなども表現していけるといいと思います。
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【Bパート】
9小節目から16小節目までは、Bパートになり、この曲が展開していきます。
同じような音型が3回繰り返されます。
3回目あたりからヘ長調からハ長調へ一時的に調が変わり、すぐにまた元に戻ります。
同じ音型の繰り返すということは、その音型を同じように弾いてしまうと退屈してしまうので、いかに変化させるかということが求められます。
ここでは「mf(メッツォ・フォルテ)」からだんだん 「cresc.(クレシェンド)」していきます。
発展するBパートなので、Aパートよりはダイナミックさが必要になり、かつ変化しないとつまらない音楽になってしまうので、しっかりとBパートの8小節は変化を意識して弾きましょう。
そして、「rit.(リタルダンド)だんだん遅く」を経て、再びAパートへ。
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【A’パート】
17小節目から再び同じメロディが出てきます。
22小節目までは最初のAパートと同じですが、最後の2小節だけ違うメロディになっているので、ここは「A’(Aダッシュ)パート」としたいと思います。
最初のAパートと違うのはどんなところだと思いますか?
間違い探しのように見てみましょう。
最後の2小節(23、24小節目)音が違いますね。
音型は同じですが、最初は3度離れた音への上行するかたちが2回続くメロディでしたが、ここでは4度と3度の音へ下行するかたちが2回続くメロディとなっています。
4度だからどう、ということはここではなさそうです。(コード上そうなったと思われます)
下行型なので、なんとなくここから”もうすぐ終わりますよ”というニュアンスが感じられます。
ここは、「落ち着きをもって」終わりに近づいているということをきちんと表現したいところです。
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ちなみに・・・。
音楽が上行する時は、人は直感的に力強さや躍動感を感じるようになっています。
また音楽が下行する時は、安心したり落ち着いたりした感覚を感じるようになっているそうです。
上行するフレーズは、「緊張感」を感じさせる。
下行するフレーズは、「安堵感」を感じさせる。
上の引用は音楽理論にも通ずるところがあって、人は意識しなくても直感的にこんなふうに感じているそうです。
また、順次進行(一つずつ音が上がったり下がったりするかたち)よりも、跳躍進行(離れた音へ音楽が進むかたち)の方が、よりパワーやインパクトを与えることができ、緊張感が高まることがわかっています。
今のJ-popはまさにこの「跳躍進行」をふんだんに使って、刺激を与えてくれたり、驚きやインパクトを感じさせてくれるものであふれていますね。(ボカロ系の音楽はまさにこのタイプではないかと思います)
第3楽章 ハ長調 ロンド形式
次に第3楽章。
ロンド形式は、主題が何度も登場します。
とてもわかりやすい主題のメロディですので、「また出てきた」というのがすぐにわかると思います。
ディアベリ ソナチネOp.151-2 2楽章の構成
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【Aパート】
最初の8小節。この曲の”主題”といってもいいところ。
冒頭に「Allegro(アレグロ)」と表記があります。
速度記号で、”速く”という意味。
速いのですが、一音一音、”丁寧に”弾きたい曲。
初めは「p(ピアノ)」。
4小節目からは同じ音型で1オクターブ高くなっているので、少し変化させて「mf(メッツォ・フォルテ)」で弾きましょう。
【Bパート】
9小節目から16小節目まで。
右手のメロディは同じ音型で進んでいきますが、左手は音が増え、右手と同じ3音の順次下行を3度違いのハーモニーをつくっています。
音楽で3度というのは、安心感を感じるハーモニーになっています。
なんとなく、心地いい感覚があります。
5度が一番心地いい音程ですが、次に3度が心地いい音程として使われます。
ですのでここは、まだ緊張感のあるところではないと思われるので、優しく弾きましょう。
次の11小節目からは跳躍しますので、直前のフレーズと対比させて「f(フォルテ)」でしっかりとスタッカートして跳躍します。
そして、また「p(ピアノ)」で優しいハーモニーの順次進行形のメロディが、その後「f(フォルテ)」で激しい跳躍進行が続きます。
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【Cパート】
17小節目から24小節目。
ここから、「♭シ」がつく、ヘ長調に転調しています。
ハ長調に比べ、やや柔らかい雰囲気を持つへ長調へ転調している、ということから、優しい雰囲気であることも理解できるかと思います。
ここは、「p(ピアノ)」ではじまり比較的動きの少ないかわいらしいメロディで構成されています。
左手の和音の伴奏形もベースは保持しながら、あまり目立ちすぎないように右手を引き立たせて演奏します。
Cパートの後半は、少し3度跳躍やスタッカートなど出てくるので、徐々に「f(フォルテ)」へと向かって締めくくり、ハ長調の和音で終わっています。
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【Dパート】
25小節目から32小節目まで。
ここも、へ長調のまま。
再びへ長調の和音で進んでいきます。
Cパートに比べ、細かいフレーズの動きが出てきて、「p(ピアノ)」でありながらも、跳躍進行が増えていますので、少し躍動感を感じさせます。
Dパートも、4小節のまとまりが前半後半と似たようなフレーズが続きますので、後半から少しずつ「f(フォルテ)」へ向かっていきます。
そしてここは、へ長調の和音で終わります。
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【Aパート】
【Bパート】
Aパートが、33小節目から40小節目まで。
続いてBパートが、41小節目から48小節目まで。
最初のAパート、Bパートがそのまま登場します。
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【Eパート】
49小節目から55小節目まで。
16分音符4つが順次進行で連なり、そのあとスタッカートの2音が同じ音で保留する新しい音型が登場します。
この部分は、上ったり下りたりといったフレーズの繰り返しですが、4小節ごとに少しずつ音量を上げていきましょう。
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【Fパート(コーダ)】
56小節目から63小節目まで。
また新しい音型の登場です。
ですが、ここは始まりから「f(フォルテ)」です。
いままでのパターンと違うので、「何か違うな・・・」と感じさせる部分なのではないかと思います。
前半の4小節と後半の4小節。
今までは、「p(ピアノ)」から始まり徐々に「f(フォルテ)」へ進んでいくパターンでしたが、ここは逆になっています。
「f(フォルテ)」から「p(ピアノ)」へ。
しかも後半は1オクターブ上のメロディを弱く演奏するので、今までのパターンと逆であることがはっきりとわかります。
またこの曲は2拍目から始まるアウフタクトの曲です。
でも、このFパートの始まりは今までと少し違うタイミングで始まっているような気がします。
そんなことからも、ここから最後まで【コーダ】と捉えてもいいかもしれません。
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【Gパート(コーダ)】
64小節目から72小節目まで。
ここもGパートの始まりのタイミングがそれまでと違っています。
Fパート最後のクレシェンドからの流れで、「f(フォルテ)」で入ります。
そして、さらに盛り上げて「ff(フォルティッシモ)」へとうつっていき、そのまま音量をキープしたまま締めくくります。
最後の2音の和音は、しっかりと際立たせて。
ここを曖昧に弾いてしまうと、この曲のイメージが失われてしまいます。
ダイナミックさをしっかりと出して終わりましょう。
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4分の2拍子の曲。
そして、32分音符で構成されている回転する装飾音符のような旋律をきれいに演奏しましょう。(Aパートの2、3小節目の2拍目などに出てきます)
ただ速い、というだけでなく、ハーモニーや跳躍する部分にも気を配って、きれいで細やかに演奏できるとすてきな演奏になると思います。
まとめ
ソナチネは、音楽の形式も学べて、しかも基本的な要素をしっかりとおさえつつも、とても変化に富んだ奥の深い作品が多いような気がします。
ピアノ初心者だけでなく、中級レベルの生徒さんにもぜひ一度はソナチネに取り組んでみるといいかと思います。
基礎から応用まで幅広く学べる素晴らしい教材。
この後のソナタを学ぶにも、いきなりソナタよりもソナチネをやっておくことで理解がより深まった状態で取り組めるのではないでしょうか。
習ったことはあるけど、教えるのって難しいよね・・・と思っていらっしゃる先生方にもわかるよう細かく書いてみました。
曲が理解できると、弾きやすさが全然違ってくるような気がします。
わたし自身、弾いていてとても楽しく、子ども時代に一度習った教材でしたが、講師の立場になってからあらためて分析や理論をもう一度見直すことによって、さらにソナチネのおもしろさがわかったような感覚です。
今日は、以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。